近年日本では、 カロリー制限食が一般的にでしたが現在は糖質制限もよく耳にします。
カロリー制限食は個人に見合った摂取エネルギー量を算出し、三大栄養素のバランスを指示する方法です。
■ カロリー制限時 ー 三大栄養素のバランス
- 糖 質 60%
- たんぱく質 20%
- 脂質 20%
一方、糖質 制限食は、糖質を一定以下に制限するものの、たんぱく質、脂質は制限を設けない食事療法です。
2つの食事療法、1年後の変化
日本では糖質制限食の肥満に対する有用性を示す論文が非常に少なく、医学界において疑問視されてきました。
そこで、患者さんを糖質制限 グループと、カロリー制限グループに分け、1年後の変化を調べました。
一年後の実践結果
糖質制限 体重-8.5kg 腹囲 -8.4cm
カロリー制限 体重-4.6kg 腹囲 -3.8cm
結果、糖質制限をしたグループの 方が、体重・腹囲ともに倍以上減っており、ダイエット効果が高いことがわかります。
糖質を控えるだけで、 面倒なエネルギー計算の必要がなく、食事の量も減 らさなくてよいため、続けやすいダイエット法と言えます。
しかしながら、糖質をどこまで減らすのかという 明確な定義はなく、さまざまな研究結果から、 糖質摂取量は目標と90g~120g以下を推奨します。
総エネルギー量に対する比率は30%以下が目安です。糖質制限食とカロリー制限食の大きな違いは、 主食(ごはん)を抜き、その分、魚や肉、野菜のおかずをたっぷり摂るというところ。
主食を抜くこ とでだいぶ糖質の摂取を抑えることができます。ごはんを抜い た分、おかずでボリューム感を増やしたり、炭酸水や汁のもを駆使する事が継続するコツです。
次回より少しづつレシピをご提供していきます。
ではまたです。
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